インタビューにご協力いただいた方の情報
今回は13名にインタビューをさせていただきました。
がんに、り患時にAYA世代(15歳以上40歳未満)だった方々です。
- 【り患時の年齢】27歳
- 【病名】ホジキン病(悪性リンパ腫)
- 【当時の状況】
病院(内科・外科)に行ったら、「授乳中だし育児の疲れでしょう」といったん返された。
3か月後、やっぱりこぶが気になり、地元の病院に行った(初めての大きな病院)。
生検ができず、その場でCTを取った。すぐ大きな病院に紹介された。
ここで、病気があんまりよくないのかなと思った。「早くいった方がいい?」と先生に聞いたら、「すぐに」と言われた。
- 【り患時の年齢】30歳
- 【病名】乳がん
- 【治療内容】
手術、抗がん剤、放射線治療、10年間のホルモン剤内服 - 【当時の状況】
28歳時の職場健診で要精密検査となり、マンモグラフィ検査を受けたが、医師から「判断がつかないのでまた半年後に来てください。」と言われた。
その数か月後から1年間海外に行く予定だったので、日本に帰国して半年ほど経ってからようやく再検査に行き、確定診断を受けた。
- 【り患時の年齢】37歳
- 【病名】乳がん(ステージⅠ)
- 【治療内容】
手術・放射線治療、ホルモン治療 - 【現在の状況】ホルモン治療中
- 【り患時の年齢】36歳
- 【病名】直腸がん(ステージⅠ)
- 【治療内容】
手術、一時的にストーマ造設(37歳で閉鎖) - 【現在の状況】排便障害あり。経過観察中
- 【り患時の年齢】30歳
- 【病名】乳がん
- 【治療内容】手術、放射線、ホルモン療法
- 【現在の状況】
治療終了、日常生活を送っている
- 【り患時の年齢】37歳
- 【病名】乳がん(トリプルネガティブ)
- 【治療内容】
手術(全摘)、手術以外は無治療 - 【現在の状況】経過観察中
- 【り患時の年齢】28歳
- 【病名】右側乳がん
- 【治療内容】
手術(がん腫瘍の除去及び乳房再建(同時再建))
シリコンが保険適用ではなかったので、自分の背中の筋肉や周りの脂肪、皮膚を元にした再建手術を同時に行いました。
お昼から晩9時までかかりました。
手術後にリンパの検査を行い転移はなかったのですが、若いから念のためと抗がん剤、放射線治療、ホルモン治療を行いました。 - 【現在の状況】ホルモン治療を継続中
- 【り患時の年齢】23歳
- 【病名】乳がん(ステージⅢA)
- 【治療内容】
手術(全摘)→ 抗がん剤 → 放射線
抗がん剤はAC → ハーセプチン
ホルモン治療陰性
放射線25回 - 【現在の状況】
半年に1回。
10年目、ある程度は安心しました。
- 【り患時の年齢】38歳の最後ぐらい
(実際の治療開始は、ほぼ39歳) - 【病名】乳がん(左乳房)
- 【治療内容】
皮下乳腺全摘術+広背筋による乳房再検査(同時)
(再発を懸念して全摘を希望したが、主治医に皮下乳腺全摘術を勧められた)
ホルモン剤を10年服用予定
術後6年まで3ヶ月毎にホルモン剤の注射 - 【現在の状況】
ホルモン剤内服中 8年目
3ヶ月毎に受診し投薬と触診
1年に1度 検診
(マンモグラフィ、CT、腹部エコー、乳腺エコー、血液検査 右側乳房触診)
- 【り患時の年齢】32歳
- 【病名】乳がん
- 【治療内容】
乳房温存手術、術後放射線、術後ホルモン療法 - 【現在の状況】
年1回の定期検診のみ
(マンモグラフィ、エコー検査、診察)
- 【り患時の年齢】36歳
- 【病名】乳がん(右乳房)
- 【治療内容】右乳房全摘
- 【現在の状況】
投薬(抗ホルモン剤)3か月に1回
フルコース検診を年に1回(マンモグラフィ、CT、エコー、MRI、血液検査)
- 【り患時の年齢】30歳
- 【病名】乳がん(右乳房)
- 【治療内容】右乳房全摘
- 【現在の状況】
分子標的薬を3週間に一回投与しました。
手術をし、強めの抗がん剤から始め、現在は三種類目の投薬で副作用もなく、左の乳房も定期検診していますが異常はありません。
現在、右乳房の再建術をするため、皮膚を引っ張っています。再建術はシリコンを入れるとのことでした。再建後もしばらく投薬は続く見込みです。
- 【り患時の年齢】36歳
- 【病名】左乳がん
- 【治療内容】
左乳がん全摘、同時再建、AC療法、ホルモン治療 - 【現在の状況】ホルモン治療中